心に残る一作
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チアーズ!
- 2000年/米 東宝東和配給
- 監督:ペイトン・リード
- 出演:キルスティン・ダンスト、エリーザ・ヂュシュク、ジェシー・ブラッドフォード、ガブリエル・ユニオン
- 高校生のトーランス(キルスティン・ダンスト)は、チアリーディング・チームの新キャプテン。運動神経抜群のミッシー(エリーザ・ヂュシュク)をメンバーに迎え、練習に余念がない。ところが、前キャプテンが他チームの振付を盗作していたことが発覚し、全国大会間近で新しい振付の練習に取り組むことに。恋人とミッシーの兄との間で揺れる恋心を抱え、悩みの尽きないトーランスはチームを優勝に導くことができるのか?
青春の躍動感を象徴するチアリーディング! アメリカ映画はこの1本だけでいい
- おハローございまーす。夜だけどね!いやーん、もうすっかり夏ねー。最近寒いけど!
- そんな感じでございましてですね、なんというか、夏ねー。正直な話、カモちゃんにとって夏は暑いだけで何の魅力も感じない季節なのよねー。汗っかきだから気持ち悪がられちゃうしね。
- いやよねー、汗っかきのオカマ。いやよねー。何の取り柄も無いっていうか、一回死んだ方がいいっていうか、もう、グダグダよ!
- けど、一般的にはやっぱり根強い人気を誇る夏。前々回は“浮かれ気分の連中に冷や水をぶっかけてやる!”という逆恨みにも似たコンセプトで、「日陰のふたり」なんていう救いの無い映画を取り上げたんだけど、今回は逆に、夏らしくあんま深い事を考えずにスコーンと楽しめる映画!とにかく“IQ低くして楽しめる所が夏っぽい!”映画をチョイスすることにしたの。
- 夏と言えば、爽快感!爽快感と言えば、チアリーディング!という小学生でも知っている鉄則にのっとって、今回紹介する映画は「チアーズ!」でーす!
- もうね、カモちゃんってばこの映画大好き!何よりも好き!「チアーズ!」にはアメリカ映画の魅力が全部詰まってるのよ。若者の軽薄なアッパー感っていうのかな。
- とにかく青春映画はアメリカが一番!その中でも「チアーズ!」が一番!
- リーダーとしてチームを全国大会へ連れて行こうと、頭を悩ましてるトーランスを見ると、部活経験の乏しい31歳のカモちゃんは「も、そんなん、どうでもよくねえ?」とか思うんだけど、彼女達にとってはそれが全てなのよね。
- そういう“どうでもいい事で死ぬほど悩める”っていうのが、若者の特権であり、青春映画のキモなのよね!
- この映画を彩るチアガールズは、健康的な若々しさが爆発してて、みんな素敵!演技のシーンなんて、鳥肌立っちゃうわー。
- ちゃんとチアリーディングを見た事の無い人は感動しちゃうと思う!演技だけでもキャッシュ(現金)をペイ(支払い)できる価値のある映画なのよねー。
- そして、肝心の物語なんだけど、これはもう、王道。恋が始まって、ちょっといい感じになって、トラブルとか障害があって、危なくなって、でも成就。みたいな。
- 加山雄三の「若大将シリーズ」とまったく一緒。これは意外性とかは期待しないで、ベタな様式を楽しんでほしいわね(笑)。
- そして、トーランス役のキルスティン・ダンスト。賛否両論はあると思うんだけど、カモちゃんの中では結構ハマってた。
- この子って「かわいい!」っていう時と、「ブサイク!」っていう時の振幅が激しいと思うんだけど、「チアーズ!」の中では、おおむねかわいかったわー。
- 勝ち気で、何事も絶対に諦めないっていう役柄だったから、ピッタリとハマったんじゃないかな。小生意気な顔してるしさ(笑)。
- そうなのよ。この映画のキャッチコピーでもある“恋も試合も、ゼッタイ負けない私達”。これが、トーランスの事でもあり、この映画を物語る上で全てなのよ。
- 青春は強欲なの。
- 何もかも手に入れられると信じて疑わない。
- 疑わないからこそ、真っ向から全てに立ち向かって行ける。
- その愚直さが、下手な小細工を覚え、真っ向から立ち向かう事を止めた大人と、大人のオカマの胸を打つの!
- 思い切り高く跳べなくなった私達の代わりに、跳んで!トーランス!そして、全てを掴んで!



