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心に残る一作
小悪魔な女になる方法
 蝶々 著
 恋愛上手になる方法、教えます!
「ミステリアスでセクシー」「かけひきが上 手い」「放っておけない存在」ムム狙った男を確実に落としているのは、そんな女た ち。本書では、そんな「小悪魔な女」である著者が、銀座高級クラブのホステスとし て見た数々の恋愛模様と、自身の波瀾万丈な恋愛経験から、男を虜にする方法を伝授 します。
 どうもー。GWは家でミサンガ編みまくってたカモちゃんでーす。
さてさて、今回紹介するのは「らぶぼにーた」上層部からの指令で、蝶々の「小悪魔 な女になる方法」でーす。
あたしねえ、はっきり言って蝶々ってなーんの興味も無い のね。興味ないどころか、嫌い。“アンチ蝶々”なのよ。
これ、偏見だけど、あたしは“恋愛の教祖様”と崇められてる女が大っ嫌いなの。
飯 島愛?クラタマ?ペッペッペよ。

あたしはロマンチストだから、恋愛って打算とか無 い所に生まれる物だと思うの。
マニュアル通りに進行する恋愛なんてコクも深みも無 いし、残る物は何も無いって信じてたのよ。
そんな先入観を持ちながら読み始めたこの本なんだけど、読んでみると中々拾えるも のがあったのよ。いや、“拾える”どころか、こりゃ“使える”!
最初はいちいち 「ほう!」と思ったページに折り目を付けていったんだけど、折るページが多くなり すぎて「ほう!ほう!ほう!」のマイケル・ジャクソン状態。
伊達に銀座でナンバー ワン張ってないわー。
男の生態を熟知している彼女の、実践的なアドバイスは利用価 値高いわよー。
あと、注目すべきがこの本の構成。1ページで1つの恋愛ルールをティーチするって構 成だから、読んでて飽きがこないの。サクサク楽しく読み進めていけるから、ストレ スナッシング!
全部で147個のルールを頭に叩き込んだ後は「自分も小悪魔になれる カモ!」って思えて、自信がついちゃうのよねー。
でも、この本を読んでて思ったのは、世の女の子ってほとほと男の事を分かってな い。
男が女の子の事を理解してないのと同じようにね。
分かり合えるはずは無いんだ けど、分かろうとする努力は必要だと思うし、その努力は確実に女の魅力を一歩伸ば してくれるのよ。
この本は、もはや恋愛マニュアルでは無いです。
男という動物の生 態を暴いた解剖学書のようなものね。

人の中身を熟知していなければ満足なオペはで きないのと同じで、男の中身を知らなければ自分にとって有益な恋愛なんてできっこ ないんだから。
最後にこれは蛇足なんだけど、1つのルールを語るごとに蝶々の総括的な一言がある んだけど、これがまたいい味出してるのよ。
64個目のルールで蝶々はランジェリーに ついて説いてるんだけど、飛び道具的な要素として“深い仲の相手ならノーパンで ドッキリさせるのもアリ”みたいな事を言ってるのよ。
それについて、蝶々の最後の 一言が
「たまには、下着をつけない」。
これには、カモちゃんも爆笑。
いいよ、 蝶々。その調子で私たち迷える子羊を一つ上のステージに導いて!
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紹介者のプロフィール

【カモちゃん】

小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。


【甘宮あまみ】

漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。