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私はハグ屋さん

お客さんは障害者。そんな専門デリヘルでの経験が豊富な著者が書く、さまざまな男性との出会い

第36回 『ヒーリングとエロ【後編】』

こんにちは。桂樹碧です。朝方は寒い、と思うぐらい秋めいてきましたね。風邪などひかないように、がんばってくださいね。

前回のあらすじ
ただ抱き合うだけのプレイ。お客様を癒したい気持ちでヒーリングもどきをして、お客様大変ご満足。後日また呼ぶと言われて……。

プレイから1週間後。約束通り指名をいただいて、お仕事に向かいました。12月でクリスマス前なのと、障害者年金の支給月だったこともあり、仕事がバタバタと入ってきていました。

私はヒーリングもどきと連日の仕事で、疲労感が抜けていませんでしたが、仕事なので、そんなことは言っていられないわけで……。店長の車で、お客様のマンションに送ってもらいました。

「待っていたよ! さ、入って入って!!」

お客様が玄関まで迎えに来てくださいました。

「この間ヒーリングしてもらってから、すごく体調がよくなったよ。本当、ありがとう!」

「そうですか、よかったです」

「今日も少ししてもらっていいかな?」

「はい。それでは、店長にプレイ開始の連絡を入れますね」

店長の携帯に連絡を入れて、プレイスタートです。

「今日はまず、この前言った通りエッチなことしてもらおう。下着姿になって」

室内はほどよく暖房が効いていて、下着姿でも寒くはありませんでした。

「あすかちゃんはパソコン持っている?」

「はい。Macですが」

「ヤフーチャットってわかるかな?」

その頃はヤフーでもチャットサービスがあり(今でもヤフーメッセンジャーからできるみたいですが)、ブラウザからもいろいろな話題のチャットルームに参加することができました。

「Webカメラを持っているから、動画配信チャットで遊んでみようと思うんだ」

「おもしろそうですね!」

「あ、ローターとかあるんだよね」

「はい。オプション料金になりますが」

「じゃ、ローター使おう。顔出しはしないから安心して」

案内された部屋は書斎、と言った感じの部屋で、デスクの上にはモニターとキーボードだけが置いてあり、Webカメラはモニターの上にちょこんと乗っていました。

「仕事で在宅会議することがあるから、Webカメラ使うんだ」

「お客様、お仕事なにされていらっしゃるんですか?」

普段はお客様のお仕事はあまり聞かないようにしているのですが、ちょっと興味が湧いたので聞いてしまいました。

「外資系の金融関係。主に株関係の仕事っていうと分かりやすいかな?」

「株取引のディーラーって感じですか?」

「そうだね。さ、この椅子に座って」

お客様がパソコンを立ち上げて、ヤフーチャットにログインしました。アダルトカテゴリーの中に「妻の卑猥な姿を配信します」というタイトルでチャットルームを開設。

「さーて、机の上に足投げ出して」

Webカメラを私の股間が映るように机の上に置いて、お客様が私のオマンコに指を入れてきました。パンツを少しずらしながら、バッチリとオマンコが見えるようにしていきます。チャットルームにはすぐに参加者が現れ、すごい勢いで増えていきました。

『もっと奥さんのオマンコ近づけてみせて!』『顔出し希望!』などと、文章が高速状態で流れるチャット画面。

「すごい反響ですね!」

「人に見られるのって興奮するでしょ? もっと淫乱になっていいよ」

お客様の指づかいに興奮してきて、喘ぎ声をあげました。チャットは満員状態。ここまですごいとは想像できませんでした。

「ローターで弄ってあげるからね」

チャットの盛り上がりはさらに興奮状態。

「楽しいでしょ?」

「はい!」

お客様は指とローターで私のオマンコを弄くり、たまにチャットのリクエストに応えてみたり、いろいろ遊びました。

「満足した?」

「とってもおもしろかったです」

お客様も満足げな表情。その後は最初にリクエストされていた通り、ヒーリングもどきタイムで終わりました。性的なことを視覚で楽しむタイプの方だったのでしょうか、それとも何かコンプレックスがあるのか、フェラなど一切無しのお仕事でした。

こういうプレイをされるお客様は、女の子を気持ち良くするのが好きなタイプの人。私のお店では特に脊損頸損で勃起しない人が多かったです。今回のお客様も、何か理由があったのかもしれません。

わざわざ障害者専門デリヘルを使う人は、普通のお店で断られたことがある人が多いです。そして障害者専門デリヘルなら、女の子に自分の障害のことを話さなくても、理解してくれる、という気持ちの動きがあると思います。

とはいえ、今回は私としては楽なお仕事だったのでよかったのですが……。あ、ヒーリングもどきで精神的にちょっとキツかったですね。

それではまた次回♪

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