バックナンバー

私はハグ屋さん

お客さんは障害者。そんな専門デリヘルでの経験が豊富な著者が書く、さまざまな男性との出会い

第12回 『初めての遠距離出張【中編】』

こんにちは。桂樹碧です。

移動距離500km以上もの、驚きの遠距離出張。私はお客様(Mさん)と、ラブホに泊まることにしました。それでは、前回の続きをどうぞ♪

プレイ終了の電話が鳴ったので、店長にはビジネスホテルにチェックインします、とウソをついた私。

「店長さんさー、お人好しっていうか、ビジホの名前も聞かないし、後の確認電話もしてこないんだよねー」

Mさんがベッドの上でニヤニヤ笑っています。

「食事のメニュー取って。あと灰皿。タバコ吸うなら、吸っていいよ」

メニューと灰皿を持ってベッドに上がった私。お言葉に甘えてタバコをを吸わせていただきました。仕事の後の一服って最高!

「ここのうなぎ美味しいんだよね、うなぎ大丈夫?」

立て続けにしゃべるMさん、私が大丈夫です!と答えると、すぐにフロントに電話。うなぎを待ちながら、いろいろ雑談しました。

「あけみちゃん、どうしてSMから障害者デリヘルに変えたの?」

「私、障害者フェチなんです。特にMさんみたいに、車椅子に乗っている方が対象で、脊損の御主人様がいます」

「へー!! すごく珍しいフェチじゃない? 御主人様かー。うらやましいなぁ」

「あと脳性麻痺の愛人もいます。自立生活している重度障害者で、お仕事で知り合ったんですが、今は毎週、夜勤介護として一緒に過ごしています」

「すごいなー!! あけみちゃんにとっては天職なんだね」

「はい。天職だと思って働いています。SMクラブでM女していたときも天職だと思っていましたけどね(笑)」

などなど話しているうちにうなぎ到着。Mさんが車椅子に乗り移って、一緒にダイニングテーブルへ。うなぎはとっても美味しかったです。Mさんは元気で明るく、たいていのことは自分でできるようでした。

でも、店舗型の風俗店には車椅子で入りにくく、女の子とは恋人同士のようにリラックスしてサービスを受けたいから、デリヘルを使うと言っていました。

そして、普通のデリへルも使えるけど、障害者に慣れている嬢の方が気楽だそうで、わざわざ遠距離出張の経費を出してでも障害者専門デリヘルを呼んでいるそうです。Mさんが住んでいる地域にも障害者専門デリヘルあるんですが、対応がイマイチだったとか。

Mさんは大手電機メーカーで働いていて実家暮らし。もう40代だし、障害もあるし結婚は考えてない、相手に介護してもらうのも悪いから、と言っていました。

食事が終わって、私たちはまたベッドの上へ。お酒を飲みつつ、タバコを吸って、恋人同士のように過ごしました。ダラーっとベッドに横たわって。

「あけみちゃんのこと、あーちゃん、って呼んでいい?」

「いいですよー。じゃ、私はMちゃん、って呼びますよ」

「いいよー。ちょっと照れくさいかな」

障害者専門デリヘルだと、どうしても言語障害があったり、時間が短かったりで、こんなにゆっくり話すのは久しぶりでした。その日は一切、プレイ以後に性的行為はせずに終わりました。

「あーちゃん、また次に呼ぶから。次はプレイの前に美味しい物食べよう」

「はい! 期待していますよー!!」

翌朝、駅まで車で送ってもらい、キスしてぎゅーっとハグしてお別れ。初めての遠距離出張がMさんで良かったな〜、と思いながら帰途につきました。約束通り、Mさんから指名が入ったのはそれから4ヶ月後。ワクワクしながらまた遠距離出張しました。

「あーちゃん、お久しぶり!!」

「Mちゃんー! 会いたかったですー!!」

車の中で、濃厚なキスとハグ。

「今夜はステーキ食べに行こうと思うんだけど」

豪華で美味しいステーキ屋さんでごちそうになって前回と同じラブホへ。お互い裸になって、ギューッとハグして、舌を絡めてキス。前回は射精までいかなかったので、今回は!!とフェラチオをがんばってみました。

すると、前回のがウソのように、口の中に精液が溢れかえりました。洗面所でうがいをしてベッドに戻った私を見て、Mさんがニヤニヤと笑います。

「前回はちょっと意地悪して、射精しなかったんだ。鼻っ柱折ってやろうと思ってさ」

「えー?! ひどいMちゃん!!」

「だってさ、お店のサイトであーちゃん、特別扱いされてたから、きっと天狗になっているだろう、って思ったんだよ」

ギュッと抱きしめて、頭をなでられながら

「すごく気持ち良かったよ。あーちゃん、ありがとう」

と言われました。本当にいろんなお客様がいるものです。続きはまた次回♪

ProfileBacknumber
■ この記事の感想を下のボタンを押して送ってください。
    (20)
    (8)
    (68)