
- 風俗百物語 VOL.21
- 元清掃バイトが語る、デリ用ホテルの怪
- 東京都 コンポタ 22歳
- 私がホテルで、清掃のバイトをしていたときの体験談です。そのホテルは外見はビジネスホテルなのですが、実質はホテヘルのプレイに使われていました。なので60分とか90分でお客さんが入れ替わるのでシーツの交換は平日でも大忙し。
不況の中で、風俗店はすごく儲かってるんだな〜!というのが私の印象でした。でも、そんな大忙しの中でもなるべく使わないようにされている部屋があったんです。いわゆる“いわくつき”の部屋です。私も噂しか聞いたことがなく、実際はなんで不思議な現象が起こるのか知りません。
昔、まだビジネスホテルとして使われていたときに泊まった客が自殺したとか、女の子が殺されたとか、カップルが自殺したとか……。噂はいろいろあります。でも、理由は何であろうと、その部屋ではベッドから液体が染み出すんです。
これは、バイトの先輩いわく「いくらベッドを変えても染み出るらしい」。その先輩も実際はベッドを新しくしたのを見たことがない(笑)という都市伝説レベルですが、でも、液体が染み出るのは事実です。西日の当たる部屋で、部屋自体が湿っているとも思えません。
週末などどうしてもその部屋を使わないとお客さんが回らないときは、フロントがその部屋にお客さんを入れるんですが、私たち清掃バイトからはいつも大ブーイングでした。その部屋の清掃では、シーツを変えるときにベッドの下にモップを突っ込んで拭き掃除もします。
そしてモップは、ビタビタになるくらい水分を含むんですよ……。今思い出しても気持ち悪いです。無色透明で無臭ですが、掃除を怠って乾くとなぜか赤黒く、血が乾いたようになります(涙)。そうならないように、拭き掃除をするときはベッドの下を見ながら丁寧にしなきゃダメです。
これまた都市伝説レベルですが、そのベッドの下の向こうから女の子が覗いていたなんて噂もあり、この掃除にはいつまでたっても慣れませんでしたね……。でも、清掃バイトのみんなは仲が良かったので、バイトは辞めずにいたんです。
そのうち、バイト仲間の中から付き合って結婚に至ったカップルが出たんです。でも、その人たちは結婚して間もなく交通事故で死んでしまいました。そのままなんとなくバイト仲間は疎遠になり、私はすぐに清掃バイトを辞めました。
今は普通に(笑)デリヘル嬢をしています。ホテルで接客することもあるので、あのホテルがある地域とは別のお店に在籍していますが、長距離出張もあるので、もしフロントから「○○×××××ホテルです」って言われたら、仮病使うかも(汗)。
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- らぶぼにーた編集部
ベッドから液体が染み出る……。人形の髪が伸びる……みたいな現象でしょうか……。実はお客さんと女の子の汗だった!というオチを期待しましたが、恐いままで(涙)。体験談が掲載されたコンポタさんには商品券をお贈りします! 今年は「風俗百物語」の投稿が比較的多いでしょうか。年末には豪華商品のプレゼントがありますので、体験談とともに百物語もぜひメールを!
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