風俗で働く女の子の性病対策
赤痢アメーバ症
- お口から感染しちゃう病気です!!
- 赤痢アメーバという原虫(ゾウリムシのようなもの)が人の便の中に排出され､それに汚染された飲食物などを食べることなどで口から感染｡ひどい下痢や肝臓に炎症がおこります｡日本では2000年以降感染者数が急増｡2002年には465件の報告があります｡世界中の感染者は5000万人で､毎年4～7万人が死亡していると言われています｡ちなみに､細菌が原因の赤痢とは別の病気です｡
感染の可能性がある行為
予防法
手洗いなどの徹底
発症までの潜伏期間
【女・男とも】2週間～数年
症状は出る？
【女・男とも】発症したらひどい下痢を起こすので異常に気づきます
主な症状
【女・男とも】赤痢アメーバ性大腸炎：下痢・粘血便(見た目がイチゴゼリーのような便)・排便するものがないのに便意をもよおし何回もトイレに通う・排便時の下腹部痛
赤痢アメーバ性肝膿瘍(かんのうよう)
※肝臓の一部に炎症が起こり組織内にうみがたまる：発熱(多くは38度以上)・上腹部痛・寝汗・肝腫大(肝臓の拡大)
治療期間
2～3ヶ月間(薬の服用：7日～10日間)
治療法
投薬治療：5-ニトロイミダゾール系製剤であるメトロニダゾールを服用
感染の可能性
日本での感染者数はまだ少ないが急増中
注意
性行為での感染は､肛門を使う男性の同性愛者間で目立ちます｡日本の男性同性愛者間では､赤痢アメーバ症と梅毒やHIV/エイズなどとの複合感染が少なくありません｡海外(衛生状態の悪い熱帯諸国)で飲食物から感染するケースも増えているので旅行時は注意！
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