
風俗で働く女の子の性病対策
性器カンジダ症
- 抵抗力が落ちたときは注意!
- もともと多くの女性が膣内や腸管などに持っているカンジタ菌が引き起こす疾患です。よって、性行為だけが原因ではなく、体内のカンジタ菌による「自己感染」もあります。病気やストレス、抗生剤の服用、消毒液でアソコを洗いすぎるなど、体の免疫力(病気などへの抵抗力)が落ちた際に発症の可能性が高まります。
感染の可能性がある行為

- 抗生剤やステロイド外用剤の濫用
- 消毒液でアソコを頻繁に洗浄
予防法
免疫力の低下を避ける、コンドームの着用
発症までの潜伏期間
【女】免疫力の低下が多くの原因なので潜伏期間は特定できません
【男】ほとんど発症しません
症状は出る?
※もともと体内にある菌が原因ですが、他人にうつす可能性もアリ!
【女】おりものの異常や性器のかゆみ・痛みなど分かりやすい症状が出ます
【男】症状が出ることは極めて珍しいです
主な症状
【女】外陰部や膣のかゆみ・ヨーグルト状のおりものの増加・性器の炎症(灼熱感・痛み)・性交痛・排尿障害
【男】亀頭のかゆみやただれ・亀頭に小さな水泡・まれに尿道炎
治療期間
約2週間(通院・薬の使用:約1〜2週間)
治療法
イミダゾール系抗真菌剤(膣剤・軟膏)を使用します。
【女】通院して膣洗浄など
【男】軟膏など塗布
感染の可能性
性行為以外でも症状が出たり再発することがあります
注意
免疫力の低下で再発をくり返すことがあります。免疫力を下げる可能性が高い薬剤(ステロイド外用剤や抗生物質)の濫用、イソジンなど消毒液でアソコを頻繁に洗う、不潔・多汗、肥満などに気をつけましょう。
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