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私はハグ屋さん

お客さんは障害者。そんな専門デリヘルでの経験が豊富な著者が書く、さまざまな男性との出会い

第50回 『ハグ屋さんの思い』

こんにちは。桂樹碧です。

このコラムも50回目を迎えて、今回が最終回となりました。

mixiで『風・俗・嬢?』というコミュニティーの管理をしていて、風俗のことを題材にコラムを書いて欲しいというお誘いを受けたのが、連載のきっかけでした。

最初はSMクラブ時代の愉快な変態さんたちのことを書きたかったのですが、それより珍しい障害者専門デリヘルについて書いてほしいと言われ、今回で50回。

初めはネタが持つかな? と思っていたのですが、なんとか最終回にまで辿り着けました。これも読んでいただいたみなさまのおかげです。ありがとうございます。

ときに厳しい意見も頂戴しましたが、それもしっかり受け止めて書いてきました。評価ボタンを押してくれた方、感想欄にコメントしてくださった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

障害者の性は、現在でもタブー視されているのが現状です。NPO法人を立ち上げて性介助をおこなったり、国に性介助も障害者介助の一つにしてほしい、と訴えている団体もありますが、今のところ芳しくありません。

私は性介助には少し疑問を持っています。ビニール手袋をはめて、性器をしごいて射精させるだけ。同性が介助におもむくこともあります。抜くだけでいい! という考えの方なら、それもアリだとは思うのですが、入会金や利用料を払って、抜くだけって虚しくなってしまうのでは? という気がするのです。

性的欲求=性的快楽だと思う私には、性介助はうーん……と思ってしまうんですよね。

最近は障害者を受け入れる風俗店も多くなっていますし、同じお金を払うなら、風俗で女性の肌と体温を感じながら、性的欲求を満たした方が健全だと思います。

確かに、重度障害の人や言語に障害のある人とのプレイは難しいです。それでも、このコラムを読んでくれたみなさんが、コラムに書いたことを参考にして受け入れてくれれば嬉しいです。

障害者専門デリヘルで働いていたときに痛感したことなんですが、お客様は性的欲求を満たすためだけではなく、女性の肌に触れたい、ぬくもりを感じたい、抱きしめてほしい、という願望が強かったです。

これはほかの風俗でも言えることだと思います。

私は前回に書いた通り、御主人様の命令で風俗業界に足を踏み入れました。ソープは経験していませんが、SMクラブ、AV、SMデートクラブ、そして障害者専門デリヘル。

どの業種でも、男性は性的欲求を発散するのと同時に、女性に癒してほしいという気持ちを持っているんだな、と思いました。(AVはちょっと違いましたが)

コラムの第1回で書いたのですが、男性は女性からしかエネルギーを取ることができないそうです。ちょっとスピリチュアルな話になってしまいますが、みなさんもお客様にエネルギーを送り込んであげてください。そうすると、きっと指名がくるハズです。

自分のことで精一杯!! という方も多いかと思いますが、私は風俗は究極のサービス業だと考えています。

たとえば洋服を買うときに、店員さんの接客次第で、もう一枚買っちゃおうかな? なんて思うことありませんか? それと一緒だと思います。

丁寧な接客をすれば、お客様は喜びます。お客様の心をグッとつかむようなサービスをすれば、指名につながります。そして、これだけはお店のどの子にも負けない! という特技やサービス技を身につけましょう。

なんだか最後に説教臭いことばかり書いてしまいましたが、みなさんがんばってください!! これから風俗で働こうと思っている人は、風俗はサービス業だと思って、業界に飛び込んでください。

つらいことも、キツいことも多い仕事ですが、女にしかできない仕事です。馬鹿にされようとも、誇りを持って仕事をしましょう!

それでは、またどこかでお会いできると嬉しいです。

メールアドレスを書いておきますので、障害者のお客様の対応に困ったときなどに、メールをいただければお返事返します。その他のご質問もお受けしますので、お気軽にどうぞ♪

matsurika.katsuragi@gmail.com

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