お客さんは障害者。そんな専門デリヘルでの経験が豊富な著者が書く、さまざまな男性との出会い
第10回 『障害者施設』
こんにちは、桂樹碧です。このコラムも今回で10回目になります。読んでくださるみなさん、どうもありがとうございます。
障害者専門デリヘルのプレイ場所は自宅か近隣のラブホテルが多かったのですが、障害者施設暮らしで、近隣にラブホテルが無い場合、施設内でプレイをすることもありました。
その日も店長が車を運転しながら、お客様の状態を教えてくれました。
「今夜のお客様は重度の脳性麻痺で施設暮らし。時間は1時間。プレイは施設のお客様の部屋。あけみちゃん、障害者施設でプレイしたことまだ無かったよね?」
「無いです」
「何回かウチを利用してくれているお客様だから大丈夫。施設側も黙認しているから、その辺は安心して」
「個室なんですか?」
「いや、2人部屋。出入り口に近いベッドだし、同じ部屋の人にもデリヘルが来るって言っているらしいから、大丈夫」
だ、大丈夫なのか? なんだか羞恥プレイみたいなんですけど……。
「施設の玄関は開いているから、入ったらまっすぐ行って、突き当たりがお客様の部屋。名前は○○さん。あとはいつも通り。1時間頑張って」
施設の前で車から降りて、玄関へ向いました。
玄関は自動ドアで無事に侵入成功。施設の中は足下の誘導灯だけがついている薄暗い状態です。防犯に無頓着な施設なのか、私が来るのを分かっていて、施錠しなかったのかなー、と思いながら廊下を歩いてお客様の部屋へ。
壁に付いているネームプレートを確認し、軽くノックをしてからドアを開けました。
「失礼します。○○倶楽部のあけみです」
部屋に入ると、下半身丸出し状態で電動車椅子に座っている男性がいました。
一瞬躊躇しましたが、施設職員に前もって脱がせてもらっていたのでしょう。自動ドアが施錠されてなかったのも、これで理解できました。
施設黙認状態どころか、施設公認。こんな施設はめったにありません。
「フェ、フェラして、ください」
体をよじりながら、振り絞るようにお客様が話しかけてきました。言語障害も重いようで、長くはしゃべれなさそうでした。
「はい。その前にお店に電話入れますね」
店長の携帯に連絡を入れて、プレイスタート。
お客様の前に屈んで、おチンチンを口に含みました。電動車椅子がちょっと邪魔になったり、緊張のために不随意運動(障害のため、自分の意思でコントロールできない体の動作)でお客様の足が動いてしまうので、蹴られたりしながらフェラをしました。
お客様が興奮していくのと比例して、手足の不随意運動が激しくなりました。緊張状態や興奮状態になると、脳性麻痺の人は不随意運動が激しくなります。足で蹴られたり、ポカポカ頭を叩かれたり。でもおチンチンはくわえたまま、頑張りました。
「だ、出す」
その言葉の後に口内に精液が流れ込んできました。
室内には洗面台があったので、そこに精液を吐き出して、イソジンでうがい。
そのときになって、カーテン越しの隣の利用者さんが気になり始めました。こちらのことどう思っているんだろう?
そんなことを考えていたとき、背後にお客様が移動して来ました。
「パ、パ、パンツ、ぬ、脱いで」
急いでストッキングとパンツを脱ぎました。
「せん、洗面台に手をついて」
言葉通りにすると、スカートの中に手を突っ込んで来て、オマンコの場所を探り始めるお客様。立ちバックで責められているような感じです。
オマンコの場所がわかると、手でグイグイ押されました。お隣に配慮しつつ、小さく喘ぎ声を出しました。
あっという間に一時間が過ぎて、プレイ終了。
「今日はどうもありがとうございました。次回もよろしくお願いします」
と挨拶して軽くキスとハグをして、店長が待つ車へ向いました。
これ以降も施設でのプレイはありましたが、下半身丸出し状態ってことは無かったです。施設側が理解を示していたのは、ここぐらいだったと思います。
施設側としては、余計なトラブルを持ち込む可能性がある物は極力排除したいでしょう。でも障害者にも性欲はあるんです。
基本的に介護の現場では、性について触れることはタブーとなっています。よく聞く話では、入浴介助のときに男性職員がこっそりと手コキで抜いているそうです。
自立生活をしている方でも、ヘルパーさんに「風俗を使うなんて信じられない! 次にまた風俗を使ったら、あなたの担当から外させてもらいます!」と言われたり。
もっと障害者の性の問題を、介護する側は考えていかなければいけない時代になっていると、私は思います。
それでは、また次回のコラムで♪
- ■ この記事の感想を下のボタンを押して送ってください。
- 寄せられた感想を読む≫(3)


