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本当にあった私の体験談           誰にもいえない、みんなに言いたい、ウソのような本当の話! え、うそ? そんな話は信じられない? でも信じてほしい、聞いてよ、聞いてよ! 私の内緒話。見知らぬ人にだけ伝えたい話がある。本当にあった私だけのとびっきりメモリー。

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本当にあった私の体験談 VOL.834
苦手な人気嬢が実は… 働く事情の“いい話”

東京都 かなえ 34歳
シングルで小学一年の息子を育てながら働いています。夫が亡くなってから多額の借金が発覚し、どうにもならなくなってこの仕事に就きました。友達の幸せそうなFacebookを見るのが辛く、だんだん疎遠になっていきました。

「息子には貧乏な思いをさせたくない」その一心で働き続けました。

初めの頃は「私ほど不幸で必死に働いている人間はいない」そう思っていました。「ホストに貢ぐためとか、欲しいもの買いたいからとか、そういう理由で働いてるんでしょ」と決めつけ、まわりの子を見下していました。

特に、店で人気のAさんが苦手でした。派手なメイクでいつも明るく、待機室でも笑いながら皆の中心にいて……。なんだかとても軽い人間に見えたんです。

ある日、息子と一緒に歩いていた時、「あれ? かなえさん?」と、女性に声をかけられました。

幼稚園くらいの女の子と、小学半ばくらいの男の子を連れた、地味な服装にノーメイクの女性。

「ママ友にこんな人いたっけ? ていうか、源氏名呼んできた!?」と一瞬焦りました。

そして「あ! ごめんなさい! ノーメイクでわからないでしょ!」と言いながら「私、Aです!」と笑って耳打ちしてきました。

確かに笑った顔はAさんっぽいけど、雰囲気がまるで違くて別人のよう! 戸惑っている私に「娘と息子です」と、子供達を紹介してくれました。

若いのでてっきり独身かと思っていたAさんが、まさかの二児の母! 私もあわてて息子を紹介して、その場は終わりました。

その後、待機室で会う機会がありいろいろ話してみたら、Aさんもシングルで二人の子供を育てていて、今は資格の勉強をしていると知りました。

私の身の上話も親身に聞いてくれて、服やオモチャのお下がりをくれたり、励ましてくれたりしました。

Aさんを通して他の子達とも話すようになり、“美容師の専門に通っているが課題が多く普通のバイトでは稼げない為ここで働いている子”“障害のある身内の入院費を仕送りする為働いている子”など、それぞれが事情を抱えていることを知りました。

私だけが不幸なんて思っていたことが恥ずかしい。皆、懸命に生きているんだな。そう気付くことができたのはAさんのおかげです。
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